Track 04 「 Rock ‘n’ roll」 – 幸楽鳥一家

Track 04 「 Rock ‘n’ roll」

 

「………ヤベェ」

 

 

 

変身を終えた第一声がコレだった

 

我ながらボキャブラリーの低いコメントだとは思ったが、ガチでそう感じた

 

 

 

「随分と語彙力が乏しいね」

 

 

うるせーよ

わかってんよ

的確にロックなツッコミを入れるんじゃねーよ!

 

 

「気分はどうだい?」

 

「マジでヤベェ…

自分でわかるぜ…

今の俺は…間違い無く強い!」

 

「そうか、自分でも感じるかい?

ライトくん。マシゲルくんの適正と現在のレベルは?」

 

「は、はい。

適正は…ガンナーです。

現在のレベルは…んんんんんんん?!」

 

 

気の弱そうなあんちゃんが絶対に言わなそうな声を上げた

こいつは全然ロックじゃねぇな

 

 

「げ、現在のレベル…ゴクリ

な、75…

Sランク相当です…」

 

「フム。予想以上じゃないか」

 

「よくわかんねぇんだけどよ?

簡単にで良いから説明してくれるか?」

 

「簡単に言うぞ。マシゲルくんの今の強さは六亡均衡に匹敵する」

 

「ファー!マジリアリ―?」

 

「マジでリアリーだ。もっとも、戦闘行動に慣れるまでに時間はかかるだろうが…」

 

 

おぉっ!

そりゃそうだよな!

そんな簡単にはいかねぇよな

 

 

「まぁ、心配はいらない。

戦闘に慣れるまでこのVR空間で訓練をすれば良い」

 

「オーライ!その間データを取らせろってんだろ?」

 

「じゃぁ早速やろうか。

最初は練習クエストで良いだろう」

 

 

 

アークス養成練習クエストとやらをやらされた

 

結果から言えば何の苦労も無く簡単にクリア出来た

 

あの気の弱そうなあんちゃん曰く

これがクリア出来ずにアークスになれなかった者は数えきれない。だそうだ

 

フォトンの扱い方、スキルの名称や使い方は、何故か【知っていた】

これが変身ベルトの効果なんだろうが、俺は自分がパーフェクトだと勘違いした

 

勘違いした挙げ句に調子に乗った

俺のビックマウスは止まらなかった

 

 

 

「ヘィヘィヘィ!

アルビノさんよぉ?

楽勝すぎんぜ?

難易度もっと上げてくれよ?!」

 

「フム。簡単すぎるか?」

 

「楽勝すぎてアクビがでるぜ!

フォトンの扱いもスキルも完璧だぜ!?

もっとロックなステージを用意してくれよ?!」

 

「今以上の難易度っていったら…いやしかし」

 

「なんだよ?あるんなら出してくれよ?

今の俺ならロックにクリアしてやるからよ!」

 

「いや、マシゲルくんの心配は一切してないが…

これ以上の難易度はあいつに連絡を取らないといけないんだ…

しかし私はあいつがとても嫌いなんだ」

 

「そこを何とか頼むぜアルビノさんよぉ?」

 

「うーん。仕方ない…おーい。カリン?」

 

すごく嫌そうな顔をしながらアルビノは誰かに通信をした

 

 

「はいはーい。珍しいですね?

頭沸いてる鳥類が私に連絡だなんて」

 

「私だってカリンみたいな基地外に連絡したくなかったよ」

 

「おやおや~?いきなり失礼な鳥類ですねぇ」

 

 

なんだコイツら…

いきなりお互い罵りあってやがる…

 

 

「ちょっと悪いんだけどさ、独極訓練のVRデータを送って貰えるかな?」

 

「はぁ?送る訳ないじゃないですかぁ?

なんで私が脳ミソラッピーの為にそんなことしなきゃいけないんですかぁ?」

 

「なんでもいいから早く送ってよ。

ガチキチには説明とかしたくないし、あまり話したくないんだ」

 

「お願いする態度じゃありませんねぇ?

そこで焼き土下座してお願いするのが普通じゃないですか?

あっ!頭ラッピーだからわかんないのかぁ☆」

 

 

アルビノが嫌いっつってたのがわかったぜ

完全に同族嫌悪じゃねぇか!

なるほどこいつはロックだぜ!

 

 

「めんどくせぇ…カリン取引をしよう」

 

「ほほぅ。私を買収するつもりですか?そうそう簡単に…」

 

「先日発売されたアキ先生の著書。

ゼノ×カスラ~俺とお前の竿比べ~

が、ここにある」

 

「VR独極訓練はもう送っておきましたよ☆

その本、並んでも買えなかったんですよ~。

あっ!今日中に持ってきてもらえます?」

 

「薄い本の配達はライトくんと相場が決まっていてね。

今日中に行くように伝えるよ」

 

 

うん…

あの気の弱そうなあんちゃんが可哀想になってきたぜ…

 

 

「さて、待たせたね」

 

「おっ、おぅ!」

 

 

何事も無かったかのように話を戻しやがったが…

薄い本と取引されたクエストなんだよな?!

俺の操は大丈夫なんだよな?!

 

 

「このクエストは独極訓練と言ってね、難易度が高すぎてアークスの半分もクリアが出来ない代物だ」

 

「それだよ!そうゆうのを待ってたんだよ!

つまりビューティフルガールと付き合うにはこれぐらいはクリアしなきゃいけないってことだな?」

 

「クリアできるなら…な」

 

 

結論からいうと俺のプライドはこれでもかというぐらいバキバキに折られた

なんだよ全然ロックじゃねーか

これこそRock ‘n’ rollだぜ!!

 

 

 

 

 

 

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